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『虚ノ少女』感想

Innocent Greyが贈るサイコミステリィAVG第6弾「虚ノ少女」2013年2月8日発売!
続編モノですので前作の殻はやっておきましよう。必須。
前日譚である体験版や予約特典のドラマCDも必ず。
公式のSSは一周終わってからみた方が面白いかも。
カルタグラも共通の登場人物がいたり千里教の話があったりするのでプレイ推奨です。

ミステリーモノなんですがギミックとかどんでん返しに期待する作品ではないです。
イノグレ作品は雰囲気を味わう感じですね。
昭和レトロの世界や美しいビジュアルや音楽に酔う作品です。

ネタバレは極力避けてますが未プレイやプレイ途中の人はご注意下さい。




過去編
二冠と四冠に挟んである現代につながるお話。
尺が長いです。すぐ一冠終わって二冠長めだったので驚きました。
閉鎖された村の因習。ヒンナサマにまつわる話。
過去編の二冠はミステリーっていうより伝奇ホラーを読んでるみたいでした。
四冠は秘密を追うって感じでミステリーの面白さがありました。
主人公は理人でヒロインが砂月。
展開はなんとなく読めるんですが分かっていても心が痛みます。

現代編
時坂と真崎のW主人公。ヒロインと呼んでいいか分からないけど雪子も重要人物。
一年以上経ってもなお行方知らずの冬子を探す時坂。
ひょんなことから真崎を助手にすることに。
その真崎には秘密があって。そして新たに起こる奇妙な事件。
それには過去の事件なども絡んでいて思わぬ展開に。
思った以上にカルタグラ関連のお話があって驚き。
イノグレの作品は血を重要視してますね。
流血だけではなく血縁とか血筋とかそういうのも。
今回もそれを絡めて上手くまとめられていました。

いつも以上にシナリオ頑張ってました。
ぐいぐい読めるのはいつもなんですが今回は特に引き込まれました。
過去パートに力を入れていて伝奇な感じが強いかも。
人形集落にまつわる話や雛神・祠草家の因縁や村の祟り神の秘密など。
作り込まれていて面白かったです。
あと今回は登場人物の感情がすごく伝わってきました。
時坂の焦りや真崎の後悔。主人公二人はもちろん他の登場人物も。
今回は狂気というより哀しみの話って感じかな。
哀しみは偏執を呼び。そして偏執<パラノイア>は拡大していく。
良い話で終わるかと思ったら真エンドで呆然。

登場人物
男女ともに容赦ないイノグレ。特に女性キャラの扱い・・・。
女性キャラも素晴らしいんですが男性キャラが美味しいところを持っていく。
時坂さんと真崎さんの主人公ズが格好良い。漫才みたいなやりとりも好き。
サブなのに八木沼の役回りが卑怯(笑)
八木沼は冬史さんとのコンビもいいなぁと思ったけど二人に怒られる。
ゆかりんと杏子さんは日常の象徴。あとたこ焼き親父のパートが和みます。
未散がエキセントリック可愛かったです。

過去編のキャラも魅力的。幼なじみ組と砂月が可愛かったです。
ひそかに小夜さんと由果さんも好きです。
菜々子さんは境遇が可哀そうなのにそれでいて健気でホロリ。
雪子は冬子と雰囲気は似てるけどまた別の少女像って感じでしょうか。
もちろん類似点もありました。それはプレイして頂ければ分かると思います。
プレイし終わったら冬子で胸いっぱいになりました。

お気に入りキャラ
時坂・真崎・八木沼・未散・紫・冬子
砂月・花恋・小夜・菜々子・由果・戌亥


杉菜先生の絵はとにかく綺麗。赤に染まっていても綺麗すぎる。
ビジュアル面も相当頑張っていました。
イベント絵かなり枚数があります。カットインだけでもかなりありますね。
塗りも洗練されていました。キャラの髪の塗りかた上手い。
黒髪キャラの塗りが特に素晴らしい。もふりたい黒髪。
杉菜先生は美少女だけではなく老若男女描けるのも強み。
美女だけではなく渋メンたちにも注目。

音楽
なんか不気味な曲が多い。さすがミステリーモノ。
人形集落のBGMが風情を感じて好きです。
過去編のBGMは全体的伝奇ホラーですよね。
月の虚はトロイメライ先行で虚のテーマとは発表されてませんでしたが
使われてしかもメインテーマ曲になって良かったです。
翡翠の美羽も良かったですよ。流れるタイミングにぞわぞわしました。
EDのソレノイドも切なくて好きです。

シーン
イノグレにerg的お色気要素を期待して買う人はいないでしょうが(苦笑)
シーン数は減ってますね。グシャっていうシーンの方が多いのでした。
濡れ場より血だまりのシーンが多いのはイノグレらしい。
過去編にもう少し入れても良かったんじゃないかな。

イノグレは血だまり要素の方が強いのでそれで年齢制限ある感じでしょうか。
コンシュマーでは絶対にやれないですね。

システム
システム自体はちゃんと揃ってるのにスキップが重い。
長いし分岐多いのでこれはどうにかして欲しかったです。

役者
落ち着いたお声の人が多いなと思いました。
W主人公の声が深みがあって良かったです。
時坂役・高橋がならないさん、真崎役・道出翔さんに拍手を。
新人さん枠の雪子役の歩サラさんの声も初々しくて良かったです。
ゆかりん・かわしまさんの声を聞くとすごく安心します。
普段はライアーメインの野月さんの演技も光ってましたね。
あじ子さんの演技は進化してました。
デビューである殻から演技が変わりましたが独自の味は変わってません。
冬子の声がさらに可愛くなってて頭が蕩けそうでした。
あと霜月はるかさんが声優さんとして出てて驚きました。

まとめ
殻ノがインパクトありすぎた為、虚ノにはそれほどインパクトを感じませんでしたが
シナリオは進化してるし完成度はこっちが上だと思います。
まとまりも良かったですが、相変わらずすっきりしない部分もあります(冬子関連)
二部ってことであえて書かないでいるのでしょう。
それを含めても楽しめました。これなら三部も期待出来そうです。
続きが気になる!

[ 2013/02/28 21:44 ] イノグレ | TB(0) | CM(-)
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