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『黄昏のシンセミア』感想

シンセミアの感想です。
『黄昏のシンセミア』を応援しています!
絵、シナリオ、音楽、システムなど全てにおいて丁寧な作りです。
システムは使いやすくてフローチャートもスムーズに進行することが出来ました。

中身ですが伝奇モノとなっていますが本格的なモノではなくキャラ重視で展開していきます。
難しいことはなく作中で説明してくれるので伝奇モノ初心者の方にも分かりやすいかと。

あと要のさくやと孝介の関係についてですがそういった禁断の恋愛が苦手な方もいると思いますけど
このシンセミアではそんなに抵抗なく受け入れられるかと思います。


これより先ネタばれあり!

大丈夫なひとだけ読んで下さい



シナリオ
すごく読みやすいテキストでサクサク読めて、長い物語にかかわらず飽きずに読めました。
シリアスなシーンと日常シーンのメリハリがあってテンポも悪くなかったです。

ひとつのルートだけだと少し物足りない感じなのですが全体を読むとかなり満足です。
ルート進めるたび謎が解けていく作りも良かったです。
兄妹の恋愛、年下とのお付き合い、種族が違う恋愛など人が触れてはいけない禁断の愛が丁寧に書かれています。
特にさくやと孝介についてはメインテーマだけあってこれでもかってぐらい丁寧に書かれていました。

残念な所はあんまり伝奇特有のドロドロ感がないことでしょうか。
そういった描写があっさり気味でちょっと違和感がありました。
ユーザーが不快に思わずに物語を読めるのはいいことなのでしょうがもう
ちょっとドロドロした方が物語として盛り上がったのではないでしょうか。

でも、兄妹の関係が皐月さんにバレて話し合うシーンは良かったです。


ハコネさんの絵柄はだいぶ変わりましたね、もちろん良い意味で。
以前の絵は少し表情が固い感じがしましたが表情豊かな絵になりましたね。

立ち絵もイベントCGも安定していて特に文句はありません。
あえていうなら次回からもっとSD絵やカット絵が増やして欲しいということですね

塗りもちゃんと世界観に合わせていてキレイでした。
空を背景にしたCGや水辺のCGが印象的。
背景も田舎の感じが出ていてすごく良かったです。

音楽
田舎を感じさせる音楽や神秘的な音楽、不気味な音楽など作品のテーマに合っていて聴き応えがありました。
切ない音楽が多めで全体的にしっとりとしてます。でも緊迫したシーンに流れる音楽は熱いです。
作品を象徴する音楽「羽織り」がお気にいり。

歌もしっとりした切ないモノになっています。歌詞からも切ない想いが感じられます。
主題歌「夏のファンタジア」が好きです。佐藤ひろ美さんの澄んだ歌声が作品にマッチしているかと。
アカペラVer.の流すタイミング絶妙でした。もちろんEDと挿入歌も良かったですよ。

全体
一ルートだけでみるとやや不満が残るのですが全体をみるとかなり満足出来ると思います。
最後もキレイにまとめてあり終わった後は良かったなぁと思いました。
ぜひ最後までやって欲しい作品。フローチャートも使いやすくその点も評価したいです。

次回作も楽しみにしていますよ、あっぷりけさん。
[ 2010/08/28 21:17 ] 製品版・感想 | TB(0) | CM(-)
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