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「サツコイ」感想

ALcot『サツコイ~悠久なる恋の歌~』応援中!
刹那の恋 永久の愛。
(人と)人魚の切ない恋物語。

天涯孤独で自分の生きる価値を見出せない主人公・イズミ
そんな彼が人魚の末裔であるという悠に拾われ物語が始まります。
悠の何かを知り イズミに近寄らないようにと強く忠告してくる瑠璃
親しい女友だちの直も巻き込んで大きく動き出します。


登場キャラと送る和やかな日常パート
人魚が関係する非日常パート。
日常パートのコメディ感と非日常パートのシリアス展開のバランスが光ります。
メリハリ効いて良かったのですが 人によっては空気差を感じてしまうかも。
作りはコンパクト。ミドルなのでさらっと終わります。
ミドルながらよく出来た作品なのですが物足りない部分も少々。
ただ光るモノはあったと思います。冒険的な要素も良かったです。
これからもハニカムでこういう作品はみてみたいかも。

続きから長文ネタバレ感想です。



・構成
一章が共通で二章から個別ルート。
最初は直と瑠璃ルートのみ攻略可能。
ふたり攻略したら初めからで悠ルート/最終章が開放。
ハニカムのお約束といえばお約束。

・設定/世界観
サツコイの人魚像はよくある感じではなく
人と見た目はあまり変わらないけど人より長生きで
身体能力が高く戦闘時には爪が伸びるというのが特徴。
人や同種を喰らうという点は食人鬼に似た設定。
それ以外にも面白い設定がありましたね。
純血種の雌が強いとか。特に番いの設定が上手かったです。


・シナリオ
ハニカムでお馴染みの瀬尾順さんが担当。
軽やかな日常会話がお得意。ですが今回はシリアス分も。

メインは異種族の恋物語。妹探しという要素は一章で片付きます。
題名通りシリアス展開もときどきあり。
ルートによっては血なまぐさい展開も少し。
ただそこまで見構える必要はないと思います。
設定は結構重めですが日常パートで中和されています。

全体のテーマは縁・血筋という名の呪縛といった感じでしょうか。
そして生きるということ。生きるということは何かを犠牲にすること。
それでも彼らに刹那の恋を。最後は笑顔で。

エンドはビター風味。ハッピーエンド好きな人には少し辛いかも。
ミドルプライスということで駆け足な部分もあるものの
まとまりがあるシナリオになってます。

もう少し人魚について踏み込んでも欲しかったなぁとは思うものの
ミドルプライスだから尺が足りなくなるので仕方ない。

・ビジュアル
これはまたハニカムでお馴染みの風見春樹さんが担当。
キャラデザは割と素朴な感じで塗りもシックな感じでまとまってました。
場の雰囲気を感じられるイベントCGがお見事でした。
何気ない一枚絵でもキャラ同士の距離感が分かるというのがまた良かったです。
あとネタバレになりますが
ヒロイン視点での主人公の一枚絵が新鮮でした。

SD含めてCGは60枚。SD除くと45枚。
ミドルプライスなので特別枚数が多いわけではありませんが
風見さんとくないさんの監修の丁寧なCGで満足いきました。
立ち絵もけっこう表情が豊かで良かったですね。

今回は躍動感あるシーンもあったのですが立ち絵とCGで上手く表現出来てました。
SD絵担当はアルコットお馴染みのあおなまさおさん。
今回もとても可愛かったです。悠のパンツ姫SDに笑いました。
あとSDでも直さんの可愛さが爆発。


・声優
メインヒロインキャストは
くすはらゆいさん・市川ひなこさん・有栖川みや美さん。

フレッシュ二人と中堅みやびんの組みわせが良かったです。
サブに姫川さんと北見さんというのもなかなか。
男性陣も良かったと思います。
市川さんのお声は素朴でまた味がありますね。
みやびんは抜群の演技力をみせてくれました。
くすはらさんも光る演技をされていましたね。彼女はだる系依存キャラが似合う。

・音楽
トライノートさんが担当。
なかなか良かったです。全体的に儚い感じの音楽が多め。
主題歌の儚い感じがとても好きです。
OPをアレンジしたBGMもとても良かったです。
EDは本編の連携して良かったのですがもっと長めに流しても良かったかな。


・登場人物
愛すべき奇人変人たち。
ただ主人公やヒロインたちが抱えてる問題はけっこう重い。

3ヒロイン中2ヒロインが人魚で主人公の血縁者というサプライズ。
サブキャラの新聞部員はホント良い人たち。
部長マジイケメン。いくいくは微妙にフラグ立ってるし。
イズナさんはとてもクレイジーでした。本筋にも関わってきますし重要キャラ。
実はとても人間臭いお人。
雑種人魚兄妹は少し可哀そうだったなぁ。

キャラ別感想

・直
何かと世話を焼いてくれるクラスメイト。
側にいるとほっとするような女の子で日常の象徴といえる存在。
イズミとはお互いに思い合ってるけど近くて遠い複雑な関係。
シナリオは直とイズミに起こった過去の回想から始まります。
人魚の事件で再び動き出した関係だけど新たな壁が二人を隔てる。
エンドも切ない感じで終わりましたね。
本筋から微妙に逸れたシナリオでしたがそれでも良かったです。

・瑠璃
シビアな委員長。悠には特に厳しい。
実は彼女も人魚で悠やイズミのお姉ちゃん。
クール系と思いきや世話焼きで純情だったりとギャップ萌えキャラ。
ルートはイズミの養父・加納さんや実の親も絡んできて
家族の有りかたを問うシナリオとなっています。
そして種への反抗。後のことも考えさせられるエンドでした。

・悠
メインヒロインなのに色々やらかす娘さん。
実はイズミの双子の妹。ハニカム伝統の駄妹枠。
ベタベタ甘えてくる姿はとても可愛い。
ルートは最終章=真ルートだけあって少し重いです。
捕食する/される運命。二人はその事実から目を背ける。
他ルートでは回収されていなかった部分もかなり補完されていました。
あとルート後半はけっこう青春してました。終盤に一波乱あるんですけどね。
最後はホロリときました。
定番のタイトル画面変化はやはり良かったです。


まとめ
楽しめましたが全体的に惜しいなぁと。
素材的には名作にもなりえたと思うんですが。
ミドルゆえのボリュームや駆け足気味な展開。
ただミドルだからこそ手つけやすい作品ではあると思います。
ビターエンドがお嫌いでなければどうぞ。


全体的にあっさり気味でしたが
伝えたいテーマはしっかり伝わってきました。
人魚という枷を背負いながら懸命に生きる登場人物たち。
ただの人間でも生きていくということは大変なことです。
それでも一生懸命生きていくことが大切。
最後まで笑顔を忘れなかった加納くんたちに拍手。

そういえば少し春ポコネタがあってプレイしてるとニヤッと出来るかも。
[ 2014/11/17 21:09 ] 製品版・感想 | TB(0) | CM(0)
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